ことばのおと

さがわともみの作業場。身体に響くおとを、ことばで辿ることを試みるノート。

好きじゃないと思うやつのこと

今朝は、はやおが間違えて朝5時にかけた目覚ましの音で起きて、寝直せなくなった。というのも、これを描こうと、あれを描こうと考え出して止まらなくなった。意地で目つぶって7時10分に布団から出たけど、今思えばそのまま5時に起きてしまえばよかったと思う。

 

目をつぶりながら、好きじゃないと思うやつのことを考えていた。友美の人を評価する基準は、3つしかないねとはやおによく言われるけど、本当にそうで「いいやつ」「悪いやつじゃない」「好きじゃない」この3つしかない。

 

好きじゃないやつは、なぜ私にとって好きじゃないやつになるのか考えた。一言で言ったら、その人の前で自分を抑えているからだと思ったら、とても納得した。その人にちゃんと言いたいことがあるけど、上司だから、セラピストだから、アーティストだから、年上だから(立てねばいけない・・)と自分を納得させて、言えないことが溜まっていくうちに、その人を好きじゃなくなるんじゃないかと思う。これは、相手に問題があるのではなく、ある意味で私に問題があるのではと、にらんでいる。

 

私に問題があるというのは、私がダメだという意味でなくて、その上司や、セラピストや、アーティストの前で、それを言わされてしまった感・思わされてしまった感が強く残ってむかついている、ということなのだと思う。その時は別になんとも思ってなくとも、あとからその人をじわじわ嫌いになる。それで結果的に、もう一緒に仕事したいと思わなくなったり、FB友だちをやめてみたり、連絡を取らなくなったりする(それはそれでいいと思っている)。その人が好きじゃないというのは、その人の前で、そんな風にしかいられなかった自分が好きじゃない、と言っているのと同じだと思った。

 

ある時、どちらかといえば好きじゃないグループにいた人に、自分の気持ちを正直に伝えた。「店長、ここのパンは(パン屋でバイトしてた)つくっていて、あまり美味しいと思えないので、お客さんにも勧める気持ちが湧きません。そんな気持ちが溜まってきて、もう辛いです。」「◯◯さんのこと、暑苦しいと思ってましたけど、その暑苦しさ、いまは嫌じゃなくなりました。」「◯◯さんのことは学生の頃、週イチで通ってたセラピストと顔とか雰囲気が似て、勝手に投影して、怖いと思ってました。」

 

それらを言ったその瞬間から、その人のことを好きじゃないと思うことは、私の中で終わった。パン屋での一件は、だからもっと美味しいパンをつくりたいという気持ちもあったのだけど、バカにしてるのかとか、謝れとか、訴えるぞとか言われ、言葉が通じなくなってびっくりした。もう仕方ないけど、ちゃんと言えて辞められてよかったと思う。◯◯さんふたりには、全然親しくもなんともない中で唐突に伝えた。ふたりはアハハと笑ったり、投影料もらうぞ!と私を脅したり(笑)していたけど、これをきっかけに対話が始まっていったことが、今思い出しても感動的な感じがする。そして、キャッチボールができる仲間って、こういうことを言うのかと思ったりもした。ぶつかったら痛いけど、ぶつけた方も痛いけど、それでいいじゃないかと思う。

 

ところで、脈絡はないのですが、自由に使えるお金がもっとほしいこともあり、いま仕事を募集中です。面白そうなことで、佐川友美として生きていけることをやりたいです。そういった方がいらっしゃいましたら、まずはFB経由かメールでご連絡いただけると、とてもうれしいです。

 

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(2017.3.2  田無神社  神木)