ことばのおと 〜さがちゃんの冒険

思うように生きてみる、そして死にきりたい。毎日のそんな冒険を綴ります。

誰かに認めてもらうための仕事をやめてみて

 

1年半前、食堂での仕事を始めた時

私にはすごい悲壮感があった。

 

大学出てから

農業の仕事も、NPOの仕事も、アートの仕事もしたけど

結局なんにもなれなかったな・・・

夢中になりたくて、これが私の仕事なんだって胸張って言いたくて

興味もとうとがんばったけど、結局どれもやめてきたんだ・・・

 

結局私は、食堂でごはんをつくるくらいしかできないんだな〜・・・

 

 

 

なーんて思ってたけど

一人きりの現場で、5〜25人分のごはんをつくらなきゃいけない仕事

最初は覚えるので精一杯だった。

 

上司に役立たずだと思われないように

暇な時間さえあれば、拭き掃除をしたり

忙しい時は洗えないものを洗い直したり。

 

上司はシフト作ったり、発注したりで忙しい。

私は大して何もできないから

掃除するくらいは当然だと思っていた。

  

結局、私はほめてほしかったのだ。

認めてほしかったのだ。

そして、あなたには価値があると言ってほしかった。 

自分じゃ言えなかったから、誰かに。

 

ピカピカに掃除したのに何も言われないと

心のどこか、拗ねたような感じになった。

 

 

 

 

ある日、限界がきて

一所懸命やってた掃除を少しずつやめてみた。

掃除はするけど、休憩も同じくらいとるようになった。

 

誰かに認めてもらうための仕事をやめた。

そしたら私は怪獣のように

もっとこうしたいんだー、ああしたいんだーって言い始めた。

 

 

 

仕事中、音楽を聴きたいなと思って

スピーカーを持ち込んで洋楽をかけてみたり。

 

この曲いいですね、とお客様に言われることもあれば

大音量の音楽、やめてほしいと言われることもあった。

 

やりたいことやって、いいと言ってくれる人もいてうれしかったけど

イヤだやめろと言ってくれる人もいて、不快にもさせられた。

でも、そのどちらもが面白く、また貴重な体験だった。

冒険に繰り出せたことがただ新鮮で、うれしかった。

 

 

 

 

 

最低限、基本の仕事を覚えたあとは

適当にやりたいことやってみて

怒られるくらいでちょうどいいのかもしれない。

なに、変わった人だと思われるくらいだ。

 

 

まあ一介のバイトが

あんまり他人の土俵でやりすぎたら怒られるから

そこは程度をみないといけないけど・・・

 

 

 

 

誰かに認められるためだけじゃなくて、

いつかちゃんと死に切れるように仕事したい。

それが正解とか間違ってるとか関係なしに、ただ、やってみたい。

そんなことをやり続けたい。

 

 

きっと「そのついで」に

認められたり、認められなかったりするんだろうな。